2025年度全国統一防火標語 「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし!」

お知らせ

令和7年年末防火運動を実施します。

更新日時:2025年12月9日

目的

京都中部広域消防組合では、年末を迎えるに当たり、火災予防思想の一層の普及を図ることで、火災の発生を防止し、高齢者等を中心とする死者の発生を減少させるとともに、財産の損失を防ぐことを目的に毎年「年末防火運動」を実施しています。

年末の大掃除等に併せ、ご家庭に火災危険が潜んでいないかチェックをお願いします。

 

防火標語(2025年度全国統一防火標語)

『急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし』

 

実施期間

令和7年12月20日(土)から12月31日(水)まで

 

重点推進項目

(1)住宅防火対策の推進

(2)放火火災防止対策の推進

(3)特定防火対象物等における防火安全対策の徹底

(4)製品火災の発生防止に向けた取組の推進

(5)危険物等に係る災害防止対策の推進

(6)地震火災対策の推進

 

推進

(1)一般家庭等に対する推進事項

ア 住宅用火災警報器の設置定着を図るとともに、火災時における適切な作動を確保する観点から、設置された住宅用火災警報器の定期的な点検と設置から10年以上経過している住宅用火災警報器に対する本体交換の推奨など、機会を捉えた適切な維持管理の更なる働きかけを推進する。

イ 高齢者等の要配慮者を把握するとともに、火災の発生時における地域ぐるみの協力体制の構築を推進する。

ウ 放火火災に対して、各家庭へ注意喚起するとともに、地域における監視・協力体制の構築を推進する。

エ 電気用品、燃焼機器等の火災の発生原因となることが多い製品の適切な使用・維持管理等に関する注意情報を提供する。

オ 石油ストーブ等の火気使用機器に対する安全な取扱いをはじめ、灯油等の危険物の正しい貯蔵・取扱いを啓発する。

カ 近年の大規模地震においては、電気に起因する火災が多く発生していることを踏まえ、感震ブレーカー等の普及推進を図る。

(2)事業所に対する推進事項

ア 年末年始を迎えるに当たり、多数の人出が予測される物品販売店舗等においては、適正な収容人員の管理等に万全を期すとともに、避難経路の確保や従業員等による巡回の強化など防火安全対策の徹底を推進する。

イ 火気を使用する頻度が高い飲食店等においては、火気管理の徹底や通報・避難誘導体制の検証など防火安全対策の徹底を推進する。

ウ 病院、社会福祉施設等においては、通報・避難誘導体制を確立するとともに、特に就寝施設を有する施設については、夜間における防火安全対策の徹底を推進する。

エ 民泊、ホテル、旅館等においては、宿泊利用における防火安全対策の徹底を推進する。

オ 火災発生時において、各事業所における消防用設備等が確実にその機能を発揮できるように日常点検や整備の徹底を推進する。

カ 従業員等に対する防火教育を充実するとともに、特に臨時に雇用する従業員等に対する非常時の活動等に関する教育の徹底を推進する。

キ 危険物の貯蔵・取扱いの基準を遵守するとともに、特に臨時に雇用する従業員等に対する危険物の正しい貯蔵・取扱いに関する教育の徹底を推進する。

 

 

住宅防火 いのちを守る 10のポイント ― 4つの習慣・6つの対策 ―

4つの習慣

○ 寝たばこは絶対にしない、させない。

○ ストーブの周りに燃えやすいものを置かない。

○ こんろを使うときは火のそばを離れない。

○ コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。

 

6つの対策

○ 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろ等は安全装置の付いた機器を使用 する。

○ 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。

○ 火災の拡大を防ぐために、部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、  防炎品を使用する。

○ 火災を小さいうちに消すために、消火器等を設置し、使い方を確認しておく。

○ お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路と避難方法を常に確保し、備えておく。

○ 防火防災訓練への参加、戸別訪問などにより、地域ぐるみの防火対策を行う。