平成29年10月23日(月)、亀岡消防署において、救急協力者の森杉倫子(もりすぎくみこ)さんと安藤幸子(あんどうゆきこ)さんに亀岡消防署長から感謝状を贈呈しました。
この感謝状は、同年8月10日(木)、亀岡市内の路上で、降雨の中、心肺停止状態で倒れている少年を発見し、迅速に通報されるとともに、通信指令員の口頭指導(電話を通じて応急手当を指導)を受け、救急隊が到着するまで、二人で連携しながら胸骨圧迫を実施され、救命に貢献されたことから、その功績をたたえて、贈呈したものです。
贈呈式には、救急搬送された少年が元気な姿でご両親と出席され「この場にいることが大変うれしいです。ありがとうございました。」と感謝の言葉を述べられ、お二人に花束を贈られました。
亀岡消防署長から感謝状を贈呈しました。
贈呈式後の記念写真
前列左から2人目が森杉さん、4人目が安藤さん
また、この事例は119番通報を受信した通信指令員が、通報内容から心肺停止事案であることをすぐに判断し、迅速かつ丁寧な口頭指導を実施することにより、前述の救急協力者に有効な胸骨圧迫を実施させました。
さらに、引き継いだ救急隊が、的確な判断と処置が功を奏し、少年が蘇生のみならず社会復帰できた事案です。
この「理想の救命の連鎖」は、日頃の口頭指導に関する知識、技術の練磨の成果であるとともに救急処置に関する知識、技術の研鑽の結果であり、多大な功績があると認められるため、同年11月7日(火)に消防長が特別表彰を行いました。
消防長から表彰状を授与しました。
式典後の記念撮影