令和8年4月1日の運用開始に向けて準備を進めています。
◆日勤救急隊創設背景
当消防組合(亀岡市・南丹市・京丹波町)における救急出動件数は、コロナ禍以降、急激に増加し、下のグラフで示しますように、昨年(令和6年)は、8,288件と過去最多の出動となりました。
こうした中、当消防組合においては、♯7119の普及啓発をはじめ、救急車の適正利用を呼び掛けるなど、様々な広報を行っておりますが、高齢化や温暖化など気候変動等を背景とした熱中症など、今後も増加することが予想されています。
特に、亀岡市内の救急需要の増加は顕著で、園部消防署管内に配置している救急車が亀岡市内の救急要請に出動することが常態化している状況となっており、こうした状況を解消し、安定的な救急隊の運用を図るため、日中の時間帯の救急要請をカバーする「日勤救急隊」を新たに創設し、当消防組合全域における消防体制の充実・強化を図るものです。
◆日勤救急隊とは
平日、日中時間帯のみ出動する救急隊
救急需要が集中する日中の時間帯に出動し、既存の救急隊(24時間運用)と合わせて運用することで、救急出動のひっ迫解消、現場到着時間の短縮などの効果が期待されます。
◆新拠点施設の設置場所
日勤救急隊は、救急需要の多い亀岡消防署に配備するもので、以前から住民の皆さんより要望のあった亀岡市西部地区に救急ステーションを設けることとしています。また、必要に応じて管内全域へも出動することを想定しています。
施設名称 亀岡消防署西部救急ステーション
設置場所 旧亀岡市立本梅小学校(亀岡市本梅町井手早田垣内23)