2024年度全国統一防火標語 「守りたい 未来があるから 火の用心」

7 火災警報器が鳴ったら編

7. 火災警報器が鳴ったら編

隣の家で火災警報器が鳴っている場合は、どうしたらいいのですか?
まずは、煙や炎が出ていないかを確認してください。
火災の場合は119番通報し、発見が早く気持ちに余裕があれば、備え付けの消火器等で初期消火を 試みてください。
ただし、高齢者の方や障害がある方、子供などは、とにかく「火事だ!」と知らせながら、 避難してください。
警報器が誤って鳴った場合は、数分後に停止しますので、しばらく様子を見てください。 もし鳴り止まない場合は、室内に煙が充満した状態も考えられますので、建物の変化(煙や炎)に注意してください。
もし火災のときは、どうしたらいいのですか?
炎が天井に届くようであれば、すぐに避難し、それよりも小さい炎であり、消火できそうであれば 備え付けの消火器や風呂の残り湯で濡らした布などを使って消火を試みてください。また、周囲の人に「火事だ!」と叫んで 知らせるとともに119番通報をしてください。
マンションなどでは、エレベーターを使用しないで避難してください。(エレベーターが途中で 止まってしまえば、逃げることができなくなる場合があります。)
火災でもないのに火災警報器が鳴った場合は、どうしたらいいのですか?
火災でないことを十分に確認してから、器具に付いている警報停止スイッチを押すかひもを 引くなどすれば警報音を止めることができ、警報音停止後15分以内に自動的に適正な監視状態に復旧します。
ただし、警報停止スイッチがないものは、警報器を外して一度電池を取り外し、しばらく様子を 見てから元の状態に復旧します。
火災でもないのに住宅用火災警報器が鳴ったために119番通報して、消防車が 出動した場合は罰せられますか。
住宅用火災警報器が鳴ったときは、まず煙が出ているか炎が見えるか確認してください。
火災と信じ込み、通報した場合を除き、故意に虚偽の119番通報した場合は罰せられます。