当消防組合の管内において、照明器具に可燃物が接触することにより出火したと考えられる火災が発生しました。
過去にもイベント等で使用する照明器具にカーテンが接触したことにより同様の火災も発生しています。幸いにして、いずれも早期の発見により、大事には至りませんでしたが、家庭内や事業所においても、起こりうる火災です。
照明器具は、使用時に熱を発生しますので、照明器具の点灯中はもちろんのこと、消灯後も十分に冷えるまで触らないようにし、照明器具に可燃物が触れないように注意してください。
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照明器具については、日本産業規格によると、設置後10年が交換時期の目安とされています。使用する環境にも異なりますが、経年によりコンデンサーや絶縁部品、安定器等の内部の劣化が進むと火災につながる場合がありますので、普段から自主的に点検を行うとともに、異音、異臭が発生したり、動作が普段と異なる場合は、使用を中断し、専門業者に点検を依頼してください。
※ 詳しくはこちらをご覧ください。
一般社団法人 日本照明工業会 安全チェックシート(住宅用照明器具)
https://www.jlma.or.jp/anzen/anzen_cs.htm